巨人が6カードぶり負け越し 快進撃小休止…打線つながらず逆転負け 足踏みM12

 「中日3-2巨人」(12日、ナゴヤドーム)

 快進撃を続けてきた原巨人が優勝カウントダウンへ小休止だ。二回に2点先制も三回以降は打線がつながらずに逆転負け。優勝マジックは「12」で足踏み。9月19日以来の連敗を喫し、6カードぶりの負け越し。原監督は「全てにもう一つね。ちょっとツキもなかったのもあるよね」と首をひねった。

 前日の零封負けを拭い去るべく、二回に主軸が奮起した。岡本、丸の連打で無死二、三塁とし、ウィーラーの遊ゴロの間に先制。続く大城の左犠飛で加点したが、その裏に桜井が逆転を許すと、もう一度ひっくり返す力は残っていなかった。

 指揮官が言うように不運な当たりが多かったのは確かだ。三回も連打で無死一、二塁とチャンスメーク。松原に強攻策を命じたが、強いゴロが京田の正面を突き、俊足の松原でも遊ゴロ併殺。原監督は「あの打球だけだろう。(松原が)ダブルプレーになるのは」と不思議そうな顔をした。

 八回1死一塁でも坂本の鋭い当たりは右翼手の正面を突いた。続く岡本も見逃し三振で無得点。前日、阪神・大山に本塁打数で並ばれた主砲は2安打も本塁打、打点はなし。「みんな、当たりはいいんだけどね。まあ、あした(13日)から打つでしょう」と原監督は前を向いた。最短胴上げは20日に延びたが、13日から東京ドームに戻って広島3連戦。本拠地で仕切り直す。

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