オリックス・山本由伸が初の月間MVP「好調キープしたい」9月4勝、防御率0.73
NPBは7日、9月度『大樹生命月間MVP賞』を発表し、パ・リーグ投手部門でオリックス・山本由伸投手が初受賞した。
山本は9月、5試合に先発し、リーグトップの4勝、防御率0・73の好成績を残した。
「初めてなので、本当にうれしい」と喜んだ。最も印象に残る試合には「西武戦(29日)は三振も取れて、調子が上がってくる中で、感覚が良かったので印象深い」と振り返った。
この試合は8回を投げ自己最多で毎回の14奪三振を記録した。
「決め球のフォークが良かった。ストレートで空振りが取れて、どのボールでも三振が奪えて良かった。初回に栗山さんをフォークで三振に仕留めたところ。久しぶりにいい感覚で投げられた」
8月は4試合で未勝利と苦しんだ。スランプを脱しての9月の快進撃。
「1カ月4勝っていうのは今までなかった。勝利を取れるのは自分にとってもうれしい。今年の残り、来年に向けても好調をキープしていきたい」
山本は10月6日・ロッテ戦でも8回無失点の好投で8勝目。現在29イニング連続無失点と好調を続けている。