楽天・ロメロ、天井直撃の幻弾も…貯金1 京セラD独自ルール知らずタッチアウトに
「オリックス0-4楽天」(2日、京セラドーム大阪)
あぁ、幻の先制弾…。楽天・ロメロが京セラドームの独自ルールに泣いた。二回、オリックス先発・山岡の直球を捉え、打球はスタンドまでの飛距離も十分。だが天井のスーパーリング2層目に当たり、左翼線付近に落ちた。
本塁打と思ったロメロは、三塁へ向かう途中でスピードを緩めた。だが審判は「インプレー」の判定。三塁ベース手前でタッチアウトとなった。
この判定に球場はどよめき、三木監督も抗議した上でリクエストしたが、判定は覆らなかった。責任審判の嶋田三塁塁審は「外から2番目のスーパーリングの上の方に当たり、グラウンドルールによりインプレー」と説明し、記録は二塁打に。それでも八回に島内の適時打と辰己の7号3ランで“幻弾”の暗雲を吹き飛ばし、貯金生活に入った。
◆京セラドーム大阪特別ルール(一部抜粋) 打球がフェア地域、ファウル地域の区別なくプレイングフィールド上の天井もしくはスーパーリングに当たった場合、またはスーパーリングの内側に入り直ぐに落ちてきた場合はボールインプレイ。




