ロッテ痛恨2連敗 沢村が移籍後初黒星…首位ソフト2差に

 「ロッテ0-1西武」(2日、ZOZOマリンスタジアム)

 豪腕が1球に沈んだ。セットアッパーのロッテ・沢村が巨人からトレード移籍後、10試合目の登板で初被弾&初黒星。チームは痛恨の2連敗を喫した。

 0-0の延長十回。名前がコールされると本拠地に大きな拍手が起こった。気合も十分だった。先頭のメヒアに1ボールから渾身(こんしん)の力を込めて150キロ直球を投じたが…完璧に捉えられ、高々と舞い上がった打球は左翼席に消えた。打球の方向に視線を送った右腕は、厳しい表情を浮かべ、マウンドで凍りついた。

 それでも井口監督は「中継ぎが今、頑張っている。そこに託しました。これはピッチャーのせいじゃない」と責めなかった。先発・二木が8回を無失点に抑え、九回に守護神・益田を投入。3番手でマウンドに上がった沢村が想定外の決勝アーチを浴びたが、投手陣は奮闘した。

 阪神を倒して日本一に輝いた05年から採用された「誠ユニホーム」を復刻させた一戦。首位・ソフトバンクとのゲーム差は2に広がったが、残り30試合、懸命に追っていく。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス