日本ハム・栗山監督、沢村にたたみかけたかったけど…「そうはさせてくれない」
「日本ハム1-2ロッテ」(30日、札幌ドーム)
日本ハムは2試合連続での1点差の敗戦。3連敗で2カード連続の負け越しとなった。
先発のバーヘイゲンは立ち上がりに失点を許すも、その後は修正。五回1死からは5者連続三振を奪うなど、次第に調子を上げたが、七回1死三塁で藤岡にスクイズを決められ2点目を許した。
打線は無得点で迎えた八回にようやく反撃。先頭の西川が左前打で出塁するとその後2死一、二塁で渡辺が、沢村から9球粘った末に最後は156キロの直球を左前にはじき返し1点を返した。パ移籍後初の失点を喫した沢村に対して、たたみかけたい所だったが、次打者の大田は一邪飛に倒れた。
栗山監督は、「一気にいきたかったけど、なかなかそうはさせてくれない」と勝負の分かれ目だった八回の場面を振り返った。
試合を通して計4安打、4番の中田も4試合連続で無安打に終わった。指揮官は「状態がいい悪いとかもちろんあるんだけど、苦しい所で主軸が頑張って欲しい」と期待を込めていた。