ロッテ・沢村8戦連続0封 完璧な“火消し”で勝利導いた!

 「日本ハム3-4ロッテ」(29日、札幌ドーム)

 完璧な“火消し”だった。2番手で登板したロッテ・沢村が豪腕ぶりを発揮。好救援でチームを勝利に導いた。

 3-2と1点差に迫られた八回1死走者なしの場面。先発の石川からバトンを渡され、ベンチから走って飛び出した。マウンドに向かう沢村の表情は自信に満ちあふれ、威圧感もあった。

 声を張り上げて気合を見せつけた。そして、ど迫力の投球で相手を圧倒した。まずは代打・杉谷を153キロ直球で中飛に仕留めた。続く西川は、この日最速となる156キロの剛速球で空振り三振に斬った。

 巨人からトレードで移籍後、これで8試合連続無失点。同学年・石川の今季7勝目もアシストした。井口監督は「しっかりと抑えてくれた。信頼して送り込んでいる。その通りの結果を出してくれている」と手放しで褒めたたえた。

 新天地で奮闘している沢村。トレード移籍後、「マリーンズで、とにかく優勝。期待に応えたいという思いでいっぱいです」。そう語っていたが、いまや欠かせない存在として頂点を目指している。

 指揮官は「これからも必要な戦力ですから」と大きな期待を込めた。首位ソフトバンクも勝ってゲーム差は1のままだが、逆転Vには右腕の力が絶対に欠かせない。

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