ヤクルトが逆転負け 小川が3回5失点でKO DeNAは梶谷4安打の大暴れ
「DeNA8-4ヤクルト」(29日、横浜スタジアム)
高津ヤクルトが、逆転負けを喫した。エース小川でもカード頭をとれず。むしろ早期継投を強いられ、中継ぎ陣も4人(クック2回、中沢2/3回、星1/3回、長谷川2回)つぎ込む展開に。苦しい1週間が幕を開けた。
安打数こそ大差なく終わったが、打線のつながりが勝敗を分けた。初回に2点を先制したが、小川がすぐさま佐野に逆転3ランを被弾。さらに三回に2点を追加されたが、四回に打線も奮起する。2点を奪い、1点差となったところで小川に代打が送られた。今季最多の3回5失点、61球でマウンドをリリーフに託した。
僅差で追いかける展開を狙ったが、それでも投手陣が踏ん張れない。2番手のクックが梶谷に16号ソロを献上。さらに回跨ぎとなった五回には、村上の適時失策で1点を追加された。八回には長谷川が神里に適時三塁打を許した。
攻めた継投も、実を結ばない。打線は五回以降「0」行進で、DeNAの中継ぎ陣を攻略できず。その一方で、ヤクルトの投手陣は梶谷に4安打と固め打ちされ、ソト&佐野には2四球ずつ。それに加え、佐野には3打点と大暴れされた。上位打線を封じ込めることができなかった。