オリックス、京セラで初の20安打!4カード連続勝ち越し モヤ3試合連続弾

 「オリックス12-8日本ハム」(27日、京セラドーム大阪)

 得点力不足に苦しんだ以前がウソのようだ。オリックスは先発全員&毎回&今季最多、そして本拠地京セラドームでは球団初となる20安打の12点で、2年ぶりの4カード連続勝ち越しだ。

 三回に4点差を追いつかれてもその裏、モヤが3試合連続となる2ランで突き放す。六回に2点差に迫られるとその裏、育成ドラフト6位・大下(白鴎大)がフェンス直撃の2点二塁打で雄叫びを上げた。14日に支配下選手登録されたルーキーは、1軍に昇格した15日からの快進撃に「自分が声出してがんばるちゅうてやってきたんで、この結果はうれしいです」と笑顔だ。

 中嶋監督代行就任後、チームの得点力は飛躍的に伸びた。それまで53試合で35本塁打、187得点が、33試合で29本塁打、145得点。指揮官は「勝てるなら全部勝ちたい。そんな訳にいかないけど、思わないと進まない。バカみたいに言い続けたい」とどん欲だった。

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