ロッテ3連敗 井口監督は打順変更示唆 25日から荻野昇格
「楽天3-0ロッテ」(24日、楽天生命パーク宮城)
ロッテは完封負けで今季初の同一カード3連戦3連敗を喫した。
打線が振るわなかった。相手先発・松井に大苦戦。2点を追う五回に2死満塁の好機を迎えたが、6番の大砲・井上が空振り三振に倒れた。松井に12三振など打線は計15三振を喫した。
井上が3打数無安打3三振、2番のマーテインが4打数無安打3三振と主力の不振も響いた。七回まで毎回、得点圏に走者を置いたが本塁が遠かった。井口監督は「塁に出てからランナーを進められない。ポイントゲッターの選手が、ことごとく三振だった」と嘆いた。
25日から本拠地で2ゲーム差の首位ソフトバンクと3連戦を行う。故障で離脱していた荻野の昇格を決め、「打順も含めて。(井上も)なかなか(調子が)上がってこない。ミーティングして考えたい」と打順の組み替えを示唆した。
「3カードビジターに出ていた。ようやく(本拠地に)帰れる。あした、切り替えて頑張っていきたい」と言葉に力を込めた指揮官。勝負どころの3連戦に“総力戦”で挑む。