早実・清宮福太郎が豪快3ラン含む5打点の大暴れ 日本ハムの兄も担った名門の重責

4回、3ランを打った中村(14)を笑顔で出迎える早実・清宮福太郎(右)=撮影・伊藤笙子
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 「秋季高校野球東京大会・1次予選2回戦、早実20-0中大杉並」(20日、早実グラウンド)

 日本ハム・清宮幸太郎の弟である早実・清宮福太郎内野手(2年)が2安打5打点と大暴れし、本戦出場に導いた。初回1死二、三塁から右翼へ2点適時二塁打を放つと、三回無死一、二塁からは左翼へ豪快な3ラン。新チームから主将を任されるスラッガーの活躍で、秋の公式戦初陣を大勝で飾った。

 高々ときれいな放物線を描いた。初回から猛攻を続け、迎えた三回の第3打席。1ボールからの甘い球を見逃さなかった。左翼スタンド後方の室内練習場を直撃する一発。「打った瞬間、入ったと思いました」とダイヤモンドを一周した。

 新チームから主将を任された。兄も担った名門の重責。「これが重みなのかな」とかみしめて戦う。「ファーストがなかなか決まらなかったので。自分がいくことでうまくハマれば」と今夏の外野から一塁に転向。頼もしい男が本戦でもチームを引っ張っていく。

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