DeNA自力V消滅…ラミ監督「これで終わりではない」故障者続出厳しい情勢

 「DeNA2-3中日」(13日、横浜スタジアム)

 1点ビハインドの九回2死一塁。DeNA・梶谷が三振に倒れ、スタンドは大きなため息に包まれた。今季、74試合目。首位・巨人とのゲーム差が「11」に開き、自力優勝の可能性が消滅した。アレックス・ラミレス監督(45)は「それは仕方ないこと」と受け止めつつ「ただシーズンはこれで終わりではない」と語気を強めた。

 先発・大貫が6回3失点も援護ができなかった。四回に1点差まで迫ったが、五回1死一、二塁から佐野、宮崎が倒れ、六回2死二塁では倉本が凡退。中日の継投にかわされ「(初回の)ソトの一発でいけそうな空気はあったが、残念ながらもう1本が出なかった。それが敗因の一つ」と振り返った。

 今季は故障者が続出。オースティンは前日に復帰したが、ローテの一角を担う今永、平良が離脱するなど、戦力が完全に整わないまま、勝率5割付近にとどまっている。残りは46試合。「まずは日々の試合を勝っていくことに集中していきたいと思う」と指揮官。厳しい情勢の中、反攻の機運を探っていく。

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