ヤクルト小川8勝目で最下位脱出 降雨中断も集中切らさず8回4安打1失点

力投するヤクルト・小川=神宮球場(撮影・開出牧)
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 「ヤクルト10-3中日」(6日、神宮球場)

 ヤクルトのエース・小川泰弘投手が8回4安打1失点の力投で、8勝目を挙げた。ヤクルトは連敗を3で止め、最下位から脱出した。

 初回2死二塁からビシエドに三塁強襲内野適時打を打たれて先制されたが、許した得点はそれだけだった。五回終了時に降雨のため28分間の中断が生じたが、ここでも集中力を切らすことなく、再開直後の六回を3人で斬る。そして逆転の流れをつくった。

 1点を追う六回にヤクルト打線が爆発。五回まで2安打に封じられていたロドリゲスを集中打でKOすると、この回6安打5得点で一挙に試合をひっくり返した。勢いは止まらずその後は毎回得点で終わってみれば15安打10得点。九回を任せたイノーアが2点を失ったが、連敗を3でストップした。

 小川はノーヒットノーランを達成した8月15日のDeNA戦(横浜)から4連勝。「(チームが)連敗していたので絶対に勝つと強い気持ちで、一歩も退かないと一球一球積み重ねていきました」これでリーグトップの巨人・菅野の9勝に迫る単独2位の8勝目を飾った。「前半すごく苦しいと感じていましたが、粘っていたら味方が点を取ってくれて、雨がいい流れを持ってきてくれたのかなと思います。雨の中、応援ありがとうございました」と神宮のファンへ呼びかけた。

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