楽天、九回7連打!怒とう逆転劇 打者10人で計5点

 「日本ハム3-5楽天」(2日、札幌ドーム)

 完敗ムードから一転、楽天は怒とうの攻撃で逆転勝利を収めた。3点を追う九回1死。鈴木大の右前打がドラマの序章となる。ロメロ、浅村も続いて満塁とすると、岡島が左中間を破る走者一掃の三塁打を放ち、瞬く間に試合を振り出しに戻した。

 続く田中は「初球からいったれ!という気持ちだった」と左中間への適時二塁打で、ついに勝ち越し。その後も攻撃の勢いは衰えることなく、結局打者10人、7連打の猛攻で計5点を奪った。

 3連敗中でチーム勝ち頭の先発・涌井が五回に3点を失い、打線は八回まで散発の2安打という最悪の流れ。それでも田中は「九回表が始まるときも、まだまだ行けるとチームとして引いてなかった。そこの勢いが良かったと思う」と話した。

 最後まで諦めない。それを求めてきた三木監督も、体現してくれた選手の姿に「普段は試合が終わるまで感情を出すのはどうかと思うが、今日は選手と一緒に声を出した」とベンチで感情が爆発だ。再浮上へ-楽天が価値ある1勝を手にした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス