西武・高橋光7回1死までノーヒッ投 安田に初安打許すも4勝目
「ロッテ1-9西武」(1日、ZOZOマリンスタジアム)
大記録の予感を漂わせた。七回1死一塁。ここまでノーヒットノーラン投球を続けていた西武・高橋光が安田に初安打を浴びた。「少し頭にあった。ちょっとショックを受けたけど、ここでズルズルいったら駄目」。後続を断ち、7回1安打無失点で4勝目。「気持ちを入れ直して、0で帰ってこられたことはすごく意味がある」と今後への手応えを口にした。
味方の援護や好守にも助けられ、テンポの良い投球を披露した。「ゾーンの中で強いボールで勝負できた。変化球もしっかりと低め、コースに投げられたのは良かった」。週の頭を任される責任感を胸に順調にアウトカウントを重ねていった。
高橋光は「森さんに今日は余韻に浸っていいと言ってもらった。今日は余韻に浸らせてもらって、明日から次に向けてしっかりとやっていきたい」と表情を引き締めた。
チームも月をまたいで3連勝。辻監督は「勝つことが今のチームにとっていいこと」とうなずいた。