日本ハム・栗山監督「申し訳ないことをした」力投の有原援護できず3連敗

 9回、代打清宮の右前打で二走渡辺(23)が三本間に挟まれタッチアウト。三塁手西田
 3回、ピンチを招き捕手宇佐見(左)と話す日本ハム・有原
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 「ソフトバンク3-0日本ハム」(29日、ペイペイドーム)

 日本ハムは7月1日のソフトバンク戦(札幌ドーム)以来、今季4度目のゼロ封負け。3連敗で貯金がなくなった。

 先発したエース有原は7回3安打1失点(自責0)と力投を見せたが援護に見放された。

 3点を追う九回にようやく打線は反撃の姿勢を見せた。渡辺とビヤヌエバの連打で無死一、二塁と絶好の機会を作る。代打の近藤は凡退したが、続く代打・清宮が強烈な右前打をマーク。しかし二走の渡辺が三塁を回った後に、右翼手からの返球を見て急減速、三塁に帰塁しようとするも挟まれアウトとなり、チャンスをつぶした。

 栗山監督は有原に対し、「ナイスピッチングだった。申し訳ないことをした」と沈痛な面持ちながらエースをたたえた。

 九回の場面については「何もないで終わるよりは良いけれど、それまでに何とかしないといけなかった」とし、明日に向け「しっかりやります」と前を向いた。

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