日本ハム・有原が6敗目 味方のミスで失点も「助かっていることも多い」

 3回、ピンチを招き捕手宇佐見(左)と話す日本ハム・有原
 9回、代打清宮の右前打で二走渡辺(23)が三本間に挟まれタッチアウト。三塁手西田
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 「ソフトバンク3-0日本ハム」(29日、ペイペイドーム)

 エースの力投も実らなかった。日本ハムの有原航平投手は7回3安打1失点(自責0)でリーグワーストタイの6敗目を喫した。

 味方の拙守に足元をすくわれた。三回。1死から周東の捕手前へのセーフティーバントを、宇佐見が一塁へ悪送球し一気に二塁に進塁された。中村に四球で一、二塁としたが、続く柳田を3球で追い込み、最後はチェンジアップをひっかけさせ二ゴロに打ち取ったが、併殺を狙った渡辺の送球をベースカバーに入った石井が捕球ミス。その間に俊足の周東が生還した。

 2つの失策で失点したが、有原は「本当に守備で助かっていることも多い」と味方を責めなかった。

 「あそこを1点にしのげば、まだ試合も序盤なので、とにかく0点に抑えられるようにと思って投げました」

 言葉通り、その後もタカ打線を抑え込んだが、味方の反撃がなかった。

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