田淵氏「野球界に戻ってきた浩二と尽力していく」殿堂入り表彰式で

花束贈呈後に言葉を交わす田淵幸一氏(左)と山本浩二氏=東京ドームホテル(撮影・高石航平)
自身のレリーフに笑顔で手を添える田淵幸一氏=東京ドームホテル(撮影・高石航平)
野球殿堂入りを祝し、虎が刻印された盾を手に記念撮影する(左から)阪神・藤原オーナー、田淵幸一氏、阪神・矢野燿大監督=東京ドームホテル(撮影・高石航平)
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 競技者表彰のエキスパート表彰として今年の野球殿堂入りを果たした田淵幸一氏(73)が18日、都内のホテルで開かれた表彰式に臨んだ。現役時代は阪神、西武でプレーし、通算474発を放った希代のスラッガー。引退後はダイエー(現ソフトバンク)の監督を務め、阪神、楽天ではコーチを務めた。

 式には、同級生で元広島監督の山本浩二氏が出席。壇上で花束を受け取った田淵氏は「感無量です」と表情を和らげ「志半ばで旅立った仙ちゃん(星野仙一氏)のためにも、闘病生活の末に野球界に戻ってきた浩二と、野球界発展のために尽力していこうと改めて決意した次第です」と力を込めた。

 野球殿堂博物館からの表彰の前には、阪神球団からも表彰を受けた。藤原オーナーや矢野監督から祝福を受け「心から感謝しかありません」と感慨深げ。「素晴らしい球団になったと思います。あと一つ言うならば優勝をしてほしいぐらいですね。一致団結して、協力して優勝することを、私が生きている間によろしくお願いします」と05年以来の優勝を願った。

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