山梨学院、1年生リレーで3失点快勝 負傷のエースの欠場乗り越えた

 7回、白樺学園・宮浦(右)を三振に仕留め、雄たけびを上げる山梨学院・古川(撮影・高部洋祐)
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 「高校野球交流試合、山梨学院8-3白樺学園」(17日、甲子園球場)

 交流試合最終戦は山梨学院の1年生投手陣が奮闘した。勝利を飾った。

 先発は背番号「18」。169センチ、63キロの川口龍己。まだあどけなさを残す表情ながら、右横手から外角にキレのいい変化球を集めて好投した。

 1点リードの五回。無死から白樺学園・川波瑛平外野手(3年)に同点ソロを浴び、さらに一、三塁としたところで降板。4回0/3を6安打2失点と健闘した。

 2番手で登板したのも172センチ、65キロの1年生左腕・古川秀将投手。登板直後の無死一、三塁のピンチを相手のミスにも助けられて無安打無失点でしのぐと、直球は120キロ台ながら100キロ前後の落差の大きいカーブとの緩急自在の投球で翻弄(ほんろう)した。

 六、七回を無安打。八回は1死二塁のピンチも未然に防いだ。九回は2死から内野安打と四球で走者を許し、適時打で1点を失ったが、5回4安打1失点の好投だった。

 山梨学院は13日の山梨独自大会決勝で、エース吉川大投手が左頬に打球を受けた。交流試合の出場登録メンバーから外れた吉川に代わり古川が急遽メンバー入り。背番号「1」を付けた。

 打線も1年生投手陣を援護。同点で迎えた六回、1死満塁から河野修慈内野手(3年)が中越えに走者一掃の二塁打を放ち3点を勝ち越した。八回には無死二、三塁から古川が右前2点適時打を放ち試合を決めた。

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