オリックス最速30敗 西村監督「連勝しないと借金減らない」

 「ソフトバンク6-2オリックス」(16日、ペイペイドーム)

 オリックスは先発アルバースが2回4失点でKOされると、打線も石川の前に苦戦。7四死球も生かせず2番手・高橋礼から七回に2点をかえしたのみに終わった。

 これで12球団最速の30敗。最下位に沈んだ昨季の53試合目よりも3試合早く到達してしまった。

 西村徳文監督はソフトバンク戦で結果の出ていないアルバースについて「ホークスのところ、なかなかいい結果が出ていない。本人もそう、チームとしても、ですね。キレがなかった?いいときにしたらそうかもわからないけど、そうであっても打者を抑えるということですよね」と左腕に厳しい言葉を続けた。

 前日15安打の打線はつながりを欠いた。

 「石川からはヒットは2本。7四死球というのがあるわけですから、ヒットと同じ。それをどうやってつないでいくか、というところだと思うんですよね」

 1から5番まで左打者を並べたが不発に終わった。

 「石川対策というか、考えてのこと。先発から点を取らないといけないわけですから。そこを先に取られてしまい、主導権を握られてしまった。きのうとは逆の展開になってしまった」

 8月は2勝10敗1分けで、未だに連勝がない。借金は14。首位ソフトバンクとは再び11・5ゲーム差に開いた。火曜日からは最後の1カード6連戦となる西武戦が待つ。

 「これだけ負けているので連勝しないと借金は減っていかない。次、ホームに帰って火曜日からやるしかない」

 巻き返しを誓っていた。

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