楽天・浅村 12球団最速50打点!フェンス直撃の先制二塁打
「西武5-7楽天」(11日、メットライフドーム)
楽天は主砲の意地の一打が攻撃に良い流れを生んだ。初回2死一塁で4番・浅村。この試合まで3試合連続無安打だったが、西武先発・高橋光の直球を捉え、右中間フェンス直撃の適時二塁打で先制点をたたき出した。
13打席ぶりの安打にも「つなぐ意識で打席に入った。良い打球もあったがヒットになっていないだけ。あまり調子が悪いとは思っていない」と淡々と話す浅村。この4番の一打に他の打者も続いた。
二回には辰己が2ラン。四回に一時逆転を許すが六回に再逆転し、強力西武打線に打ち勝った。浅村は12球団最速で50打点に到達。勝利に貢献する打点にこだわる男は「そこをずっと意識している。1試合1打点は目標にしている」。頼もしい言葉に、打棒爆発の予感が漂った。