中京大中京・高橋VS智弁学園打線 甲子園交流試合【第3日】の見どころ
2020年甲子園高校野球交流試合は12日の第3日、2試合が行われる。各カードの見どころを紹介する。
【第1試合】智弁学園(奈良)-中京大中京(愛知)
中京大中京は、愛知県の代替大会で優勝し、昨秋からの公式戦無敗を継続中。世代屈指の投手の高橋宏斗投手(3年)は、最速154キロの直球が武器。中山礼都内野手(3年)は俊足巧打のプロ注目の遊撃手だ。智弁学園は県の代替大会は3年生だけで戦った中、今大会では2年生も起用する。昨夏の甲子園で1年生ながら4番を打った前川右京外野手(2年)が打線の軸。西村王雅投手(2年)と小畠一心投手(2年)も、前川と同じ2年生で、来年度に注目が集まる選手だ。
【第2試合】鹿児島城西(鹿児島)-加藤学園(静岡)
鹿児島城西を率いるのは、現役時代にダイエー(現ソフトバンク)、西武、阪神などでプレーした佐々木誠監督(54)だ。18年に監督に就任し、創部67年目での選抜初出場を決めた。阪神でプレーしていたこともあり、甲子園に凱旋しての指揮に注目だ。加藤学園は春夏通じて甲子園初出場となる。