オリックス・山本由伸、21歳ラスト登板へ「完璧な準備をして臨みたい」

 オリックス・山本由伸投手は10日、大阪市此花区のオセアンバファローズスタジアム舞洲の室内練習場で、ソフトバンク戦に向けての最終調整を行った。

 7月12日・日本ハム戦の完投勝利を最後にここ3試合勝ち星から遠ざかる。

 「フォームのバランスなど、自分の中で気を付けている部分で、できていなかったところがあったのでそこを直すようにしました。自分の中の何個かのポイントを再確認しました」

 今回の調整期間には登板3日前にもブルペン入りした。

 「3日前にブルペンに入ったのは、調子の波が大きいので、前の試合のいい感覚を忘れないために1日早くブルペンに入りました。いろいろ試しています」

 8月17日に22歳の誕生日を迎えるため11日の先発は21歳最後の登板になる。

 「特別な思いはありません。どの試合もいい試合にしたいという気持ちは同じです。完璧な準備をして臨みたいと思います」

 ソフトバンクとは7月19日の対戦で柳田、中村晃に狙い打ちされ、悔しい思いをした。

 「素晴らしい打者ばかりなので、全員警戒しています。週のはじめの試合なので、自分のベストパフォーマンスを出して、いい流れを作れるようにがんばります」

 チームは早くも借金10と波に乗れない中、山本の快投で流れを変えたいところだ。

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