日本ハム・大田V弾&トドメ弾 鮮烈2発!スランプ脱出だ

 3回、左中間に2ランを放つ大田
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 「日本ハム11-4西武」(4日、札幌ドーム)

 スランプを乗り越えた男のバットから快音が響いた。7月半ばまで打率1割台と低迷した日本ハム・大田が、自己最多の1試合6打点と大暴れ。本領発揮の豪快弾が2発飛び出した。

 まずは同点の三回。「芯にしっかりあたった」と高橋光の低めに入った147キロ直球を、その下から振り上げた。打球は低弾道を描き、瞬く間に左中間席へと飛び込んだ。さらに六回には今井の外角に落ちる変化球を、左翼へ技ありの5号3ラン。「なかなかあんなの打てない」と自賛の一発で勝負を決めた。

 栗山監督は「見ている側もびっくりする(大田)泰示らしい度肝を抜くようなものが出始めた」とニンマリ。チームの借金も残り1とし「ここから巻き返したい」と大田。ここから逆襲が始まる。

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