楽天・浅村、逆転V弾 首位攻防6連戦先勝で1差接近!

 「楽天7-6ソフトバンク」(4日、楽天生命パーク宮城)

 本拠地のファンの割れんばかりの拍手を一身に浴び、悠然とベースを一周した。首位・ソフトバンクとの6連戦初戦。序盤からの劣勢の展開を、楽天・浅村の殊勲の逆転弾でひっくり返した。「今年の中で一番いい感触で打てた」。自画自賛の一発で、首位とのゲーム差を1に縮めた。

 2点を追う八回、ブラッシュの適時打で1点差とし、なお2死一塁での打席。「とにかく甘い球をイメージした」とモイネロの初球のカーブを強振した。打球は大きな放物線を描き、右中間スタンドへ着弾。「何度かチャンスが回ってきて点が取れず責任を感じていた。最後に逆転できてホッとしてます」。リーグトップの14号2ランで、打点も同じくトップの47に伸ばした。

 この日は7月12日以来、18試合ぶりに守備に就いた。今季はチームの戦略上の理由で指名打者にも入る背番号3。「いい流れでできるし、いいリズムでできると改めて思った。」。試合開始からグラウンドに立ち試合の流れを感じつつ、最高の一撃につなげた。

 三木監督は「プロだなと思いましたね。期待された場面で、みんなが望んでいる状況で、ああいうふうに結果を出せるのはプロですね」とうなった。首位攻防戦で見せた4番の働き。再奪首へ、これ以上ない形で勢いをつけた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス