「巨人２－３ＤｅＮＡ」（２９日、東京ドーム）

　ＤｅＮＡが連敗を２でストップした。先発の浜口が６回途中２失点で２勝目。七回から山崎、パットン、三嶋が無失点リレーで１点を守り切った。

　１点リードの七回から３番手で山崎が登板。守護神からの配置転換となり、２死三塁のピンチを招いたが、最後は坂本を中飛に仕留め無失点に抑えた。八回はパットン、九回は山崎の代役として三嶋が３者凡退で締めくくった。

　ラミレス監督は配置転換した山崎について「状態があまりよくない。ただ、ここ何試合かはスピードも出ていましたし、ツーシームの動きもよくなっていた。状態は上向きなのかなと思います」と説明。

　１点リードの場面で起用したことについては「七回に投げさせるというところで、基本的には勝っている時にいってもらおうと思っている。そこがポジティブなところで、そこで状態を上げてもらいたい」とあくまで勝ちパターンでの投手と位置づけた。

　今後の再生プランに関しては「このことに関しては彼自身が克服しなければいけない。彼自身は何度も不調になった経験をしていて、その都度克服している。彼の精神力は誰にも負けないものを持っている。優勝するためには、山崎がクローザーでなければいけない。ベストを尽くして、セーブをあげてもらうことが優勝するには必要」と期待を込めた。

　また、クローザーに起用した三嶋については「それもこれから考えようと思っているが、今日の投球はすごく印象的だった」と合格点を与えた。