ソフトバンク・千賀 3勝目も反省の弁「申し訳ない気持ち」

6回、走者一掃の勝ち越し二塁打を放ち、千賀(41)らナインに迎えられるソフトバンク・中村晃=ペイペイドーム
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 「ソフトバンク9-4西武」(28日、ペイペイドーム)

 3勝目を挙げたソフトバンクの千賀だが、反省の言葉が口をついた。「簡単に先制されてしまい、点を取ってもらってもすぐに取られ、野手の皆さんに本当に申し訳ない気持ちです」。二回は先頭の四球からピンチを広げて2失点。直後に味方が1点を返したが、三回は山川に2ランを許した。

 それでも徐々にエンジンがかかった。四回からの3イニングは無安打無失点に抑え、9つのアウトのうち7つを三振で奪った。その間に味方は同点に追いつき、終わってみれば6回11奪三振4失点。そして六回裏に中村晃の勝ち越し3点二塁打が飛び出したことで白星が転がり込んできた。

 投げた試合でチームが勝つ。最低限の役目は果たした。しかし、6連戦の初戦である火曜日を任されたエースが6回降板では寂しい。

 今季4度目の先発だが、7回を投げきった登板は一度もない。「しっかりと反省して、次の試合では自分の投球でチームを勝たせられるようにしたい」。周囲に求められるもの、そして千賀自身が求めるもの。それはエースの役目だ。長いイニングを投げ抜いてチームを勝たせる投球をするために、そして勝利を笑顔で振り返れるように、次回登板までの一日一日を大切に過ごしていく。

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