西武・栗山 史上45人目350二塁打 真骨頂のライナーで達成

 「西武4-2ロッテ」(26日、メットライフドーム)

 鋭いライナー性の打球で外野の間を抜く。それが西武・栗山の真骨頂だ。先制、勝ち越しと2本の二塁打でチームをロッテ6連戦の勝ち越しに導き「自分のいい部分が出た」と胸を張った。

 二回1死一、三塁で中村稔の速球を右中間へはじき返し、通算350本目の二塁打で先制点をもたらした。2-2の六回1死二塁では小野の150キロの速球を逆らわずに左中間へ。351本目の二塁打は勝ち越し打となった。「右中間、左中間と出てくれて、理想とする打撃に近い」とうなずいた。

 四回には中前打を放ち3安打2打点の活躍。打率・323と好調で、山川に次いでチーム2位の21打点を稼いでいる。六回に同点打を放った中村との36歳コンビで、辻監督に「2人が元気でいることが、リーグ3連覇への鍵」と言わしめた。

 プロ19年目で、積み重ねてきた安打は1856まで伸びた。通算2000安打への歩みを着実に進めているが「目の前の一打席に全力を出すことに集中している。まだ先の話」と、狙うのは次の一本だけだった。

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