履正社・小深田が5戦連発の高校通算34号 阪神など6球団が視察

 2回、2ランを放つ履正社・小深田(撮影・北村雅宏)
 1回、同点となる適時二塁打を放つ履正社・小深田(撮影・北村雅宏)
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 「高校野球大阪大会・2回戦、履正社14ー1北かわち皐が丘」(22日、豊中ローズ球場)

 昨夏の甲子園王者・履正社が、五回コールド勝ちで初戦を突破。打線ではプロ注目の小深田大地内野手(3年)が「3番・三塁」で出場し、高校通算34号弾となる2ランを含む3打数3安打4打点。2人体制の阪神ら、プロ6球団のスカウトにもアピールとなった活躍だった。

 1点を先制された中、初回無死一、二塁から中越えの同点の適時二塁打を放つと、二回1死一塁ではバックスクリーン左のネットに突き刺さる豪快な2ランを放って見せた。三回の打席では四球を選び、四回には2死一塁から左翼越えの適時二塁打で締めくくった。

 これで練習試合を含めて5戦連発。「入るかなとは思ったんですけど、伸びてくれたのでそこは良かったです」と手応えも十分の一発で、岡田龍生監督も「ゲームをしたら必ず打っている感じ。間が取れるようになった」と評価した。

 「最後の夏なんで、日本一という形では終われないですけど、甲子園(交流試合)でも星稜なんで、最後は笑って終わりたいのでそこに向けてしっかり準備していきたいです」と小深田。試合後は、今後の試合に向けて気持ちを切り替えていた。また、同じくプロ注目で主将の関本勇輔捕手(3年)は2打数無安打1打点、先発した内星龍投手(3年)は3回1安打自責0という結果だった。

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