ロッテ・井口監督 対オリ6連勝後に初戦大敗でズルズル…対楽天は1勝5敗

 7回、厳しい表情で試合を見守る井口監督=6月30日
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 パ・リーグは今季、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ一環として、同一カード6連戦を導入している。19日までに各球団は開幕カード3連戦と6連戦4カードを消化。既にオリックス・吉田正尚外野手(27)と西武・小川龍也投手(28)の“4日連続対決”が実現するなど、3連戦とは違う打者と投手の“見えない駆け引き”などに迫る。

  ◇  ◇

 まさに天国と地獄。ロッテが6月23日からのオリックス6連戦(ZOZO)で史上初の同一カード6連勝を飾った。両軍の空気のコントラストはあまりに印象的だった。

 大事なのはカード頭、つまり火曜日のゲーム。今季は6連戦の長丁場だけになおさらだ。オリックス戦6連勝を飾ったロッテだが、6月30日からの楽天6連戦(楽天生命)で1勝5敗と大きく負け越し。初戦のスコアは4-15。この大敗が最後まで尾を引いた。

 楽天6連戦後、井口監督は「火曜日にああいう形で負けると、どうしてもズルズルきてしまう」と指摘。そこでカード初戦の先発を再考。7月7日からの西武6連戦初戦を有吉、同14日からの日本ハム6連戦初戦を、それまで日曜日に先発していた美馬に変更した。

 一方、オリックスで火曜日に先発しているアルバースは「カード頭を勝つことでチームもリラックスできる」と語る。初戦での勢いづけは、3連戦以上の重みがありそうだ。

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