オリックス 由伸でも勝てずソフトバンクに1勝5敗 西村監督「勝ち負けがはっきり出た」
「オリックス2-3ソフトバンク」(19日、京セラドーム大阪)
最後の打者・太田が二飛に倒れゲームセット。山本由伸を先発に立てても勝てずソフトバンク戦は1勝5敗となった。
これで5球団と対戦し9勝16敗2分けの最下位。
西村徳文監督は「ここまでは勝ち負けがハッキリ出た。9勝16敗ですか。西武戦に勝ち越したとか、いいところもあったんだけど、ロッテ戦の6連敗、今回も1勝5敗。しっかり戦っていかないといけないですよね」と振り返った。
この試合も山本は六回まで1安打9奪三振の快投を見せていたが、そこまでに打線の援護がなく七回につかまった。
打線は三、四回と先頭打者を出しながら西浦、小島といったところがバント失敗でチャンスを広げることができなかった。
「そういうところをしっかりしていかないと、流れが悪くなるというところですよね」
ここ10試合連続で1桁安打。得点力が上がらない中、T-岡田が欠場した。
「そこはいろいろありますけど」
詳細を明かすことはなかった。
ソフトバンク6連戦の勝ち負けはすべて先発投手に付いた。多くの援護が望めない中、先発投手が踏ん張るしか、勝機を見いだせないのが現状だ。
開幕から1カ月がたった。最大の誤算はエースと期待した山岡の離脱。左内腹斜筋の筋損傷で現在はリハビリ中。ブルペン投球再開までには至っていない。
出遅れていた張奕や竹安といったところが2軍戦で先発するまでに回復した。だが、1軍復帰までにはもう少し時間が掛かる。
となれば打線の奮起が上昇のカギとなる。