巨人・戸郷が“桑田超え”球団初の高卒2年目以内で開幕3戦3勝 ウィーラー1号

 「広島1-12巨人」(15日、マツダスタジアム)

 巨人の先発・戸郷が6回2安打無失点と好投し、登板3試合で開幕3連勝を果たした。球団の高卒2年目以内の投手で開幕3試合での3連勝は史上初の快挙となった。

 大量リードにも守られ、奮闘した。三回まではパーフェクト投球。2四球を出した四回も5番・松山を中飛に打ち取った。

 五回2死から田中広の右翼への当たりを勝負をかけて突っ込んできたパーラが後逸し三塁打に。この日初安打を許したが、続く代打・長野は投ゴロとして無失点投球を継続した。

 六回は先頭のピレラを左前打で出したが、菊池涼を併殺に打ち取るなど、この回も無失点。七回に打順が回ってきたところで代打・丸が送られて降板となった。

 初回に岡本の適時打で1点、三回にも中島の適時打などで2点、五回にはウィーラーの移籍後1号2ランが出るなど、打線が効果的に得点を重ねた。六回には岡本の7号2ランも出て得点を2桁に乗せた。

 ドラフト制以降で、高卒2年目以内の投手ではシーズン初登板から3連勝は1987年の桑田真澄(PL学園)以来33年ぶり。この時の桑田は登板4試合目で3連勝目を達成しており、3戦3勝が球団初の快挙となった。

 広島は先発のK・ジョンソンが踏ん張れず5回5失点で降板。今季初勝利が遠い。

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