「広島－巨人」（１５日、マツダスタジアム）

　巨人の打線が広島に襲いかかった。六回までに１０得点と一方的な展開になっている。岡本和真内野手が２試合連続となる７号２ランで試合を決定づけた。

　広島の先発はＫ・ジョンソン。初回に岡本が先制適時打、三回に中島が適時打と効果的に得点を重ねると、五回には３番に入ったウィーラーが移籍１号となる２ランを放った。

　５点リードの六回にウィーラーの適時打などで３点を加えなおも２死三塁。島内の１４７キロ直球を振り抜き左中間席へ突き刺した。三塁を回るとベンチに向かって右拳を突き出し喜んだ主砲。１０対０とチームを２桁得点に乗せた。　

　投げては高卒２年目の戸郷が六回まで無失点と好投し、七回の攻撃で打順がまわったところで代打・丸が送られた。３戦３勝を達成すれば、高卒２年目以内の投手では球団史上初の快挙となる。