楽天・岸が5回1失点の力投「何とか投げられて良かった」
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「楽天-ロッテ」(4日、楽天生命パーク宮城)
楽天・岸孝之投手(35)が今季初登板。変化球の制球に苦しみながら、5回1失点に抑える好投を見せた。
初回、先頭の荻野に右前打を許すと、1死二塁となって清田に右中間への適時二塁打を浴びて先制点を献上。だが、同点の三回1死満塁の危機ではマーティンを捕邪飛、中村奨を中飛に打ち取り、味方の勝ち越し機につなげた。
その後は四回に井上、柿沼から直球で見逃し三振を奪うなど、5個の三振の内、4個が直球での見逃しと、要所での制球がさえた。
降板後は「まっすぐはそこそこいいかなと思いしたけど、他は全部ダメでした。まっすぐがコントロール良くいけたので助けられました」とコメント。それでも「今日は内容より結果。何とか投げられて良かった」と安どの表情だった。
岸は3月に腰の張りを訴えて一時離脱。その後、5月のチームの活動再開から1軍へ合流したが、コンディションを最優先して開幕ローテから外れ、2軍戦2試合の登板を経てこの日、今季初登板を迎えていた。