公式戦初先発オリックス・宮城、初回から153キロ豪快デビュー 3回2失点
「ウエスタン、阪神-オリックス」(25日、甲子園球場)
オリックスのドラフト1位・宮城大弥投手(18)=興南=が公式戦初先発し、甲子園のマウンドに上がった。
初回から潜在能力の高さを示した。先頭の熊谷には148キロ直球で遊ゴロ。続く島田には初球から4球連続151キロを計測。最後は150キロの外角直球で空振り三振に打ちとった。そして続く小野寺にはさらに球速が上がっていく。
初球は外角で少し低くなったが、153キロの直球を投げ込んだ。結果、四球となったが、続く同じ高卒の井上を中飛に抑えた。
ただ、三回にピンチを招いた。無死一、二塁から島田、小野寺を連続三振に取ったものの、同じ高卒の井上に中越えの2点適時二塁打を打たれ、逆転を許した。そして、この回限りでマウンドを降り、3回4安打2失点だった。