「楽天－日本ハム」（２３日、楽天生命パーク宮城）

　本拠地開幕のセレモニーでは、楽天で選手会長を務める則本昂大投手（２９）が両チーム選手を代表してあいさつに立った。

　まず則本昂は「新型コロナウイルスと最前線で戦っている医療従事者のみなさま、私たちの生活を支えていただいているみなさま、そしてウイルスと戦っているすべてのみなさまに感謝を伝えたいと思います。本当にありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。

　そしてコロナ禍で３カ月遅れながら、１９日にプロ野球が開幕をしたことを受け「私たち選手はプレーでファンのみなさまに笑顔と元気を届けられるように、戦う姿を見せていきたいと思います」とあらためて決意の程を宣言した。

　７月１０日から球場に観客を入れての試合開催が決定も、しばらくは無観客試合が続く中で「テレビ、ラジオの前で私たち選手に力を送ってください。ファンと選手が一丸となって、今に打ち勝ちましょう」と話し、あいさつを締めくくった。

　その後はベンチ前に並んだ両軍選手が、医療従事者らへ感謝の拍手を送る「クラップ・フォー・ケアラーズ」が行われた。