日本高野連の小倉好正事務局長（６２）が３日、大阪市内で審議委員会後に報道陣に対応。夏の選手権大会中止に伴い、その期間の甲子園の使用について阪神・谷本修球団本部長から連絡を受けていたことを明かした。ただ、「具体的には…ご連絡というかお知らせというかありましたが、それ以上は」と詳細には触れなかった。

　また、大阪府の吉村知事が甲子園での近畿大会開催などを働きかける動きを見せていることについては「今は都道府県連盟が一生懸命、独自大会に向けて検討されてますし、今は後方支援しているところですので」と説明。甲子園で試合以外のセレモニーなどを行う考えの有無についても「まだそこまで踏み込んでません」と話すにとどめ、まずは各都道府県連盟の代替大会開催の支援に力を注ぐ。