オリックス・本田 由伸2世だ!吉田正&AJ斬り!3回0封3奪三振

 「オリックス紅白戦、白組7-6紅組」(27日、京セラドーム大阪)

 “由伸2世”がベールを脱いだ。3年目右腕・本田が1軍中心の白組を相手に3回2安打3奪三振、無失点と好投した。

 初球いきなりの151キロで大城を二ゴロ。続くロドリゲスには二塁打を許すが、吉田正は148キロの内角直球で見逃し三振、ジョーンズにはこの日MAXとなる152キロを見せた後、変化球で空振り三振に仕留めた。

 「正尚さんには、内角の直球を投げ切れました。ジョーンズはどこでも打ちそうな雰囲気があったので、しっかり変化球を低めに投げ切るということを意識したことが良かったんだと思います。アピールできて良かった」

 星槎国際湘南から17年度ドラフト4位で入団。新人時代の9月に右肘を骨折し手術、育成契約になった。昨季途中に復帰した際に独学で同僚・山本の投球フォームをまねたことで球威が増した。

 西村監督は「一つ一つのボールが素晴らしい。キレもこっち(1軍)の投手より上と感じた」と絶賛。球団は手術明けを考慮し、今年は2軍で育てる意向だが、方針転換もありそうな快投だった。

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