福岡県 夏の甲子園の代替大会開催を断念 全国で初…感染リスク取り払えず

 福岡県高野連は25日、福岡市内で記者会見を開き、新型コロナウイルスの影響で中止が決定した第102回全国高校野球選手権福岡大会の独自の代替大会を行わないと発表した。軟式も同様に行わない。既に長崎や佐賀など全国数県で独自大会の開催が決まっているが、断念したのは福岡が初めてとなる。

 福岡県高野連は20日に夏の甲子園中止が決まったことを受け、22日に常任理事会を開催。約20人の理事で議論をして独自大会を行わないことを決め、25日午前中に加盟校に連絡した。土田秀夫会長は「大会を実施したかったが、対策をしても感染のリスクを取り払うことはできないと判断した。3年生は甲子園も地方大会もそれに代わる試合もなくなり、本当に申し訳ないという気持ち」と表情をゆがめた。

 日程や会場の確保はできていたが、同高野連は感染のリスクに加え、選手や関係者から感染者が出た場合に周囲にも迷惑をかけること、熱中症やけがが発生すれば医療現場にさらなる負担を負わせてしまうこと、学業の面で教育上の課題が残ること、多くの部活動で大会中止が決定しており県民一体でコロナ対策を行う姿勢を取ること、といった理由を挙げた。同高野連主催の大会は8月末まで行わず、9月以降については状況をみて再度協議する。

 野口敦弘理事長は「他県と比較して決めたわけではなく、県独自の判断」と説明。練習試合については制限せず、3年生の参加も認めるが、大会の場が完全になくなったことで3年生の進路などにも大きな影響を与えそうだ。

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