プロ野球練習試合6・2解禁へ 最短6・19開幕目指し22日に12球団代表者会議へ

 プロ野球は22日に臨時の12球団代表者会議を開き、日程全般を協議する。開幕日の公開は、先だって開かれる新型コロナウイルス対策連絡会議での専門家チームの見解次第の部分が大きいが、最短6月19日開幕を前提として議論が進むものとみられる。

 開幕前の練習試合は緊急事態宣言解除を条件に、同2日から各球団計12試合前後を行う見通し。長距離移動のリスク軽減のため、名古屋以東の8球団と同以西の4球団に分かれて試合が組まれるもよう。名古屋以東の8球団の試合については、首都圏を中心に行われることが有力だ。

 移動時の感染リスクは開幕後も残る。現在、新幹線移動の際にグリーン車を貸し切る案や、移動そのものを減らすための1カード6連戦の案なども浮上している。また、発表済みの今季日程の組み替えが必至の中、6月19日開幕となった場合の“開幕カード”も当初から一部変更になる可能性が高い。ただ、開催の前提として各本拠地がある地方自治体の理解が不可欠で、代表者会議では自治体との連絡状況についても報告があるとみられる。

 また、夏の甲子園が中止となった高校球児を救済すべく、合宿形式のトライアウト実施案が浮上。プロ志望届の選手を対象とし、スカウトの前でプレーを披露する。アマチュア選手へのスカウト視察は喫緊の課題の1つ。代表者会議では今後の活動のあり方を含め各球団の見解を求めつつ、議論を重ねていく。

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