楽天・渡辺佳明内野手（２３）が２８日、祖父で横浜高の元監督である渡辺元智氏（７５）のアドバイスを胸に、新型コロナウイルス感染拡大による難局を乗り切る決意を示した。

　チーム活動休止中の現在は自宅などで「毎日２時間半程の練習をしている」という渡辺佳。その中で、祖父・元智氏からは「体調を崩したら、今までやってきたことの意味がなくなる。体調管理をしっかりするようにとアドバイスをいただいた」と明かした。

　昨年オフに結婚したが「コロナにうつらないように、今は離れて暮らしている」という。「新婚生活を早く始めたい気持ちです」とコロナ禍が終息した後の生活へと思いをはせ、レギュラー獲得への鍛錬と体調管理へ全力を注いでいる。

　自主トレをともにした鈴木大からも「ライバルとの差を埋めたり、広げたりできるチャンスだから、いい方向に捉えて頑張ろう」とアドバイスを受けた。家族のため、そしてチームのため、我慢の時を過ごしている。