オリックス【きょうは何の日】2018年、西258日ぶり白星
「楽天1-3オリックス」(2018年4月21日、楽天生命パーク宮城)
西勇輝はヒーローインタビューで「長く勝ってなかったので勝ちという喜びを久々に体感できた」と語った。
前年8月6日・日本ハム戦以来となる258日ぶりの勝利だった。
この年、自身初の開幕投手に指名されたが、勝てず。そこから3連敗。4試合目にしてようやく手にした勝利だった。ただ、その3試合の味方の得点は1、1、2点と打線の援護に恵まれなかった。
勝利が258日という長期の間なかったのには理由がある。前年の8月22日・日本ハム戦(ほっと神戸)の初回、松本の打球が左手首を直撃。左手大菱形骨骨折という大けがを負い、シーズン終了まで戦列復帰できなかったからだ。
実はこの試合、2番打者の打球で骨折したが、打者6人、1回を投げきっている。
「めちゃくちゃ痛かったけど、あそこで僕が降りたらブルペンに迷惑が掛かると思ったから。若月からの返球が強すぎて激痛やった」
後日、笑い話で振り返ったが、折れたままで投球するという超人的な精神力。責任感のなせる技だった。
時は移って久々の勝利のあと、西は言った。
「毎試合これがラストと思って投げている先制点を取ってもらって意気に感じて投げられた」
いつ投げられなくなるか分からない。だからこそ、投げられるその1試合、1球に魂を込める。




