高校野球春季大会47都道府県すべて中止 青森高野連も発表

 青森県高野連は20日、今春青森大会の中止を発表した。新型コロナウイルスの影響により、これで全国47都道府県のすべてで春季大会の中止が決定(春季沖縄大会は準決勝以降を打ち切り)。各大会の上位校で争われる地区大会も全9地区ですでに中止が決まっている。

 今春センバツが史上初の中止となる前に、3月6日の時点で春季四国大会と春季愛媛大会が開催を断念した。同11日にセンバツの中止が決まった際、日本高野連・小倉好正事務局長は各地方の春季大会開催可否判断について「都道府県連盟の判断でお願いしたい」と言及。以降もコロナ禍はやまず、各大会が相次いで中止となった。

 緊急事態宣言の全国拡大を受け、ほとんどの高校が活動停止となっている。今夏の地方大会に向けても不透明な状況が続く中、同連盟は新型コロナウイルス感染拡大防止策を含めた開催要項を作成中。5月20日の第2回選手権運営委員会で、審議する予定となっている。

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