楽天・松井 先発も序盤乱調4回3失点「まず投げられたことは良かったと思う」
「練習試合、楽天-オリックス」(21日、楽天生命パーク宮城)
楽天・松井裕樹投手(24)が、7日のオープン戦、中日戦(静岡)以来となる先発登板。だが、序盤に乱調を見せるなどで4回3失点に終わった。
初回、1死から中川が右前に落とす二塁打で出塁すると、松井のけん制悪送球で三進。吉田正の左翼への犠牲フライで、瞬く間に先制点を許した。
味方が逆転し、2点リードの二回は、2死から西村の中前への二塁打と2四球で満塁とし、宜保の左前2点適時打で同点にされた。
松井は7日の中日戦に先発も、初回にビシエドの打球が右手を直撃してわずか12球で降板。14日の巨人戦(東京ドーム)に2番手で1回を無失点に抑えて実戦復帰していた。
「今日はまず投げられたことは良かったと思う」と話したが、「初回の入りのところで簡単に犠牲フライを打たれたし、ランナーを出したところで慎重になりすぎた」と反省の言葉を並べた。