「２軍練習試合、オリックス－阪神」（１７日、オセアンバファローズスタジアム舞洲）

　オリックスの先発Ｋ－鈴木投手が八回途中まで２安打無失点の好投、開幕ローテーション入りへ大きく前進した。

　Ｋ－鈴木はＭＡＸ１５３キロの直球を軸にカーブ、スライダーなどを制球し高山、木浪、大山、陽川ら１軍のオープン戦に出場していたメンバーがスタメンに並ぶ阪神打線を完ぺきに抑えた。

　打たれた安打はわずかに２本。１本はボテボテの当たりが一塁ベースに当たる不運なヒット。木浪の左前打が唯一のクリーン安打だった。

　八回先頭、代打・小野寺の投手ライナーが右足太もも当たりに直撃して交代した。

　キャンプで不調に陥り、２軍落ち。小林２軍投手コーチらの指導の下、投球フォームの修正に取り組んで来た。前回登板の１１日・教育リーグ・中日戦でも２回無安打無失点と結果を残しており、打球が当たった右足に問題がなければ１軍昇格も近いとみられる。