センバツ無観客か中止か…11日最終決定 安倍首相“自粛延長”要請で臨時委にも波紋

 新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、センバツ開催の可否を決定する11日の臨時運営委員会を前に、日本高野連の小倉好正事務局長が10日、大阪市内で報道陣に対応し「明日委員会がございますので、そこで十分に審議をさせていただいて、最善策を採らせていただけたら」とコメントした。

 また、小倉氏は9日にプロ野球とJリーグが共同で設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」にオブザーバーとして出席し、各方面の意見に耳を傾けた。

 日本高野連は当初、通常開催の方針を示していたが、2月27日に内閣府が大規模イベントの自粛を要請したことなどを受け、4日に行われた運営委員会と臨時理事会では「無観客での開催を前提に準備を進め、11日に最終判断を行う」としていた。

 さらに、安倍首相がこの日、全国的なスポーツや文化イベントの開催自粛に関し、おおむね10日間の延長を要請することを決めたことで、センバツ開催の可否に影響してくる可能性が出てきた。

 無観客開催は春夏の甲子園を通じてこれまでに例がなく、予定されていた大会が中止となれば史上初となる。無観客開催か、中止か。きょう最終決定が下される。

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