オリックス 無観客のスタンドに3発の本塁打 勝俣は12球団新人第1号
「オープン戦、オリックス6-2ロッテ」(3日、京セラドーム大阪)
オリックスが無観客のスタンドに3本塁打を放った。
二回2死から小田が、ロッテの石川から右中間へ1号ソロ。「打ったのは高めのストレートです。しっかりと叩くことは出来ましたが、まさかスタンドまで届くと思っていなかったので、思っていたよりも飛んでくれて良かったです。開幕に向けてこれからもしっかりアピールできるように頑張ります!」と喜んだ。
七回には先頭の頓宮が、ロッテ・南から左翼席へ1号ソロを放った。「甘いまっすぐをしっかりといい回転で打つことができました。いい感触でしたし、ホームランになってくれてよかったです!」
とどめは八回1死から新人のドラフト5位・勝俣(国際武道大)がロッテ・石崎からセンターへ12球団新人第1号となる一発を放った。「とにかく真っすぐに振り遅れないように、強くスイングすることだけを考えて、打席に入りました。感触も完璧でしたし、オープン戦ではありますが、初めてのホームランを本拠地京セラドームで打つことが出来てよかったです!」と笑顔を見せた。
無観客で乾いた打球音とスタンドに打球が落ちる音が屋根にこだまする珍しい光景だが、うれしい記念の一発となったようだ。