巨人 打線活発7得点 亀井が初球先頭弾 一塁モタがマルチで外国人争いも過熱
「オープン戦、巨人7-1楽天」(23日、沖縄セルラースタジアム那覇)
巨人は14安打で7得点。坂本は背中の軽度の張りで欠場したが、丸、亀井、岡本、パーラら主軸がそろい始めた打線が、順調な調整ぶりを示した。
まずは「1番・左翼」で先発出場した亀井が、初回に岸から先頭打者初球アーチ。オープン戦初出場でいきなり1号を放った。
新助っ人のパーラは七回に技ありの適時打を放つなど、2安打1打点。オープン戦6打数3安打、打率・500と5番候補がしっかり結果を残している。
外国人では前日に本塁打を含む3安打を放った育成のモタがレギュラー不在の一塁で先発。2三振の後に2安打をマークし、執念をのぞかせた。
丸、大城、小林も安打を放ち、売り出し中の湯浅も三塁で先発して2安打。
投手陣は菅野が腕から始動する新フォームで今季初実戦に臨み、3回3安打1失点。マウンド上で首をかしげる場面もあったものの、42球の“試運転”となった。高橋は4回1安打無失点で先発ローテ入りに前進。ビエイラ、デラロサも1回を無失点に抑えた。
先発ローテ入りが確実のサンチェスを含め、4枠の外国人争いも過熱してきた。