日本ハム・輝星、今年初対外試合1回0封 甘さ反省も「直球の強さはあった」
「2軍練習試合、日本ハム3-4DeNA」(20日、タピックスタジアム名護)
日本ハム・吉田輝星投手(19)が、名護で行われたDeNA2軍との練習試合で今年初めて対外試合に登板。1回を2安打無失点に抑えたが、ピンチを招いたことで「抑えられたのは良かったが、甘い部分も目立った」と不満を口にした。
三回からマウンドに上がった吉田輝。15日の紅白戦に続く実戦2試合目で、幸先良く先頭打者を右飛に仕留めた。しかし後続に「簡単にカウントを取りにいってしまった」と連打を浴びて一、二塁のピンチを招く。それでもキレのある直球で押し込み、桑原を143キロで空振り三振、乙坂は三飛に打ち取って切り抜けた。
課題とする投球の精度にはバラツキがあったものの「直球の強さはあったと思う。甘くても外野の頭を越されなかった」と手応えを口にした右腕。目標に掲げている開幕ローテ入りへ向け「まずは自分が想像しているような投球ができるように。1軍でしっかり勝てるような状態に上げたい」と成長を期した。