ヤクルト・村上 検査のため緊急帰京へ 7日に下半身の張りで別メニュー調整
「ヤクルト春季キャンプ」(9日、浦添)
下半身の張りのため浦添キャンプで別メニュー調整していたヤクルト・村上宗隆内野手(20)が、検査のため緊急帰京することが9日、決まった。高津監督が「調整でき次第、東京に帰って専門医に検査してもらう」と明かした。10日に沖縄を離れ、今後については検査結果を受けて判断する。
村上は7日のシート打撃中に下半身の張りを訴え、別メニュー調整となった。翌8日には「大丈夫です!」と笑顔も浮かべて話していたが、この日は一転ノーコメント。球場を後にする際には無念の表情でタクシーに乗り込んだ。
入団2年目の昨季、チーム唯一の全143試合に出場し、打撃が開花した。36本塁打、96打点で新人王にも輝いた。さらなる大暴れが期待される今季の目標は打率3割、30本塁打、100打点。巨人・岡本が22歳シーズンに達成した史上最年少記録更新に狙いを定めていた。
その目標に向けキャンプイン後も精力的に汗を流していたが、まさかのアクシデントに見舞われて離脱。開幕に黄信号がともった。