野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督（４７）が３日、１２球団のキャンプ視察をスタートさせた。

　最初は名護市でキャンプを張る日本ハムを訪問。グラウンドで栗山監督や小笠原ヘッドコーチと話し込んだ。栗山監督から「ファイターズからも選手をたくさん出せるようにやっていくから」と言葉をかけられ、アテネ五輪への出場経験のある小笠原コーチからは、当時の経験を交えつつ、助言を授かった。

　午後には北谷町でキャンプを張る中日を訪問。与田監督ら首脳陣にあいさつし、プレミア１２にも出場した大野雄のブルペン投球を視察。「本人も『ここまで順調です』ということで、そこはひと安心します」と印象を口にし「しっかり見ているので頑張って」と激励したことを明かしていた。